資格認定制度について

ピアメディエーション学会では、ピアメディエーションの普及・発展をうながし、活用や指導を確かなものとするために、資格認定制度を設けています。認定資格は次の3種類があります。

【認定資格】

○ピアメディエーター(学会から資格認定された者)

○ピアメディエーション・トレーナー(ピアメディエーターを養成する指導者)

○ピアメディエーション・コーディネーター(ピアメディエーション活動を推進する指導者)

 

「ピアメディエーター」について

本学会のピアメディエーション・コーディネーターやピアメディエーション・トレーナーから指導を受けた上で、実際のピアメディエーション活動を行っている者で、本学会の会員ではなくても「ピアメディエーター」として認定します。認定の条件は下のとおりです。

①  ピアメディエーターの精神を持ち、基本的な知識と技能を有すること。

②  ピアメディエーター資格認定講座(12時間)を受講者、もしくはそれに値するピアメディエーションへの理解を有する者。

③  課題レポートを提出すること。

認定は随時行います。興味のある方は、本学会の会員であるピアメディエーションの指導者にご相談下さい。

 

「ピアメディエーション・トレーナー」について

ピアメディエーション・トレーナーは、ピアメディエーターの養成を行うのに必要な知識と技能のある方への認定資格です。ピアメディエーション活動に意欲を持ち、計画性を持って導入に取り組もうとする方を認定します。認定の基礎条件は下のとおりです。

①  ピアメディエーター認定者であること。

②  ピアメディエーション学会に所属していること。

③  ピアメディエーショントレーナーとしての研修講座(7時間)を受講、もしくは学会が主催する研究会に参加(7時間以上)していること。

④  研修補助やピアメディエーションの実践を行っていること。

⑤  毎年指定の更新講習を履修すること。

ピアメディエーション・トレーナーの資格認定を希望する方は、申請書に必要事項を記入の上、所定の書類を提出しって下さい。認定者には認定証を交付し、本学会会員に氏名を公示いたします。なお、ピアメディエーション・トレーナー資格の有効期間は1年間です。更新する場合には、研修・実践等の実績が必要になります。

 

 

「ピアメディエーション・コーディネーター」について

ピアメディエーション・コーディネーターは、ピアメディエーションを組織的に展開できる資質・能力を持ち、ピアメディエーション・トレーナーの養成が行える方への認定資格です。認定の基礎条件は下のような内容です。

①ピアメディエーション学会に3年以上所属していること。

②ピアメディエーター資格を取得してから3年以上経過していること。

③研修会等でピアメディエーションに関する指導経験を有すること。

④ピアメディエーションに関する実践発表を2回以上していること。

⑤ピアメディエーションに関する研究論文を発表していること。


ピアメディエーション・コーディネーターの資格認定を希望する方は、資格認定委員会事務局までお問い合わせ下さい。審査は書類審査と面接審査です。認定された方は、登録料(¥5,000)をお納め下さい。認定者には認定証を交付し、本学会会員に氏名を公示するとともに本HPにて氏名を公開いたします。なお、ピアメディエーション・コーディネーター資格の有効期間は3年間です。更新する場合には、研修・実践等の実績が必要になります。